DAM(ダム)

パレスチナ人初のヒップホップグループであり、アラビア語ラップの先駆者。グループ名は、アラビア語の動詞DAAMA(「永久に続く」の意)から来ているが、Da Arabian MCsの略でもある。1990年代の後半からグループを結成し、歌い始める。2000年に占領地で勃発した第2次インティファーダ(イスラエルの支配に抵抗する民衆蜂起)に触発されて制作した「Who’s the terrorist?」をネット公開したところ、たちまち100万回以上のダウンロードを記録し、DAMの名前は中東の若者のあいだに浸透した。現在も世界各地で公演を行なう傍ら、故郷のリッダで、近郊の集落もふくめたアラブ系の若者たちや、イスラエルのパレスチナ人に様々なチャンスや教育を与えるため、地域社会におけるリーダーの役割を引き受けている。
日本では、彼らが出演したパレスチナのヒップホップムーブメントを取り上げたドキュメンタリー映画「自由と壁とヒップホップ」が2013年に公開され話題となり、翌年10月には日本ツアー&フェス出演をクラウドファンディングで実現、各地で注目を集めた。



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